府中自動車からのお知らせ

2025.03.11

エーミング作業事例のご紹介①

エーミング作業事例のご紹介①

 

エーミング作業事例をご紹介!

 

弊社では鈑金修理後などに必要なエーミング作業を社内で実施しております。

今回は、その作業事例をご紹介します。

 

■車両情報

トヨタ

RAV4

 

■鈑金修理作業内容(抜粋)

フロントバンパ交換

 

■エーミング作業内容

前方レーダ光軸調整

(ミリ波レーダ調整)

(ミリメータウェーブレーダセンサASSY調整)

 

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■修理書の確認・必要な作業の把握

今回は前方からの衝撃を受けて損傷したため、フロントバンパ交換等を行っています。

修理書を確認したところ、『フロントグリルや専用カバーに衝撃が加わったときは対象物を検知できなかったり…』ということなので、エーミング作業を実施します。

修理書では注意事項・作業の流れ・必要な作業スペース・ターゲットの設置位置と高さ等を確認します。

ここからの作業も修理書に従って行っていきます。

 

■調整前作業

車両を水平な床面に移動します。

この際、周囲・路面に金属が無い場所を確保します。

修理書によると、車両前方2mまでは床面に金属があっても良いのでグレーチングは気にしません!

 

タイヤ空気圧を規定値に調整します。

調整しないと車高が変わってしまうので注意が必要です。

 

※バッテリが弱っている場合は充電器を接続します。

 

■車両の中心線を引く

トヨタ車の場合は、光軸調整用ターゲットを設置するために車両中心線を引く必要があります。

 

 

使う工具は「下げ振り」です。

・バックドアのエンブレム中心を通るように垂らして、地面にマーキングを行います。

・フロントのエンブレム中心を通るように垂らして、地面にマーキングを行います。

このマーキング2つを通る直線が車両中心線となります。

当店ではレーザー墨出し器で車両中心線を出しています。

 

■ターゲット設置

使う工具は「三角ターゲット」および「ターゲットスタンド」です。

修理書に則って、ターゲットの高さを調整し規定の位置に設置します。

弊社ではターゲットスタンドを立てる床面が車両床面と水平ではないので、ズレ量を考慮して高さを調整しています。

 

■前方レーダ光軸調整

使う工具は「スキャンツール」です。

スキャンツールを車両に接続し、修理書の指示通りに作業を進めて完了!

■調整後作業

車両制御履歴(RoB)の消去

DTC確認・消去

 

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今回の作業は、ベテランエンジニアAに社内研修も兼ねて実施いただきました。

マニュアルによりますと標準作業点数は1.1なので、1時間強の作業です。

 

今後も作業事例はどんどん紹介します。

エーミング作業でお困りのことがありましたら、是非弊社にご相談ください!

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